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2011

11/01/28 ①波左間 高根

 ショップ 波左間海中公園/DI
 天候 はれ 気温:5.8℃ 風:北1.1m
 海況 水温:14.8℃ 透視度:15m
波:1m 流れ:なし うねり:なし
 時間 10:20~11:04 44分間
 水深 MAX:22.0m AVE:14.0m

今日は久々に萩原さんにガイドをしていただきました。
なにせ、色んなものが出すぎてますから!
ルートの予定としては、お花畑から神社の方へ戻ってくる感じで。

ENしてみると、どうやら黒潮は離れて行ってしまった様で、濁りが入ってきていました。
それでも15mくらいは見えるから、悪い方ではないんですけど、黒潮の透視度に慣れちゃうと、それでも不満って出てくるもんです。

お花畑へ行く途中、砂地でホシザメの幼魚を発見!

波左間で、マンボウランド以外でさめを見たのは初めて。
調べてみたら、釣りの外道としては有名だけど、ダイビング中に見たっていう話はあんまりないみたいですね。

お花畑の根の方までいって、ウミエラカニダマシ。

もっと角ばったのを想像してたら、意外と丸っこくて、殻もツヤツヤしててきれいな甲殻類です。
レンズを高倍率PCU-01を使用したんですが、やっぱり光沢のある被写体には向かないレンズですね。

根の上に乗っかって、こないだのクマドリカエルアンコウyg。

今日も同じ場所にくっついていました。
でも、前回見たときはクリーム色っぽかったのに、今回は白くなってるような?
気のせいか、色が変わったのか・・・・・・

もう少し進んだところで、なんと4匹目のクマドリカエルアンコウyg!

すごいですね~、井田の8個体もすごいけど、波左間でも4個体が一度に見られるなんて!
こいつは大きさは3匹目と同じくらいですが、エスカに藻が生えているのですぐに見分けがつきます。
しかし、こんなになってしまって、ちゃんと釣りはできるんだろうか・・・・・・

イボヤギミノウミウシは、例のジュウジキサンゴについています。

話に聞いたところだと、白化したキサンゴを探せば見つかる、ということだったんですけど、幹の一部がハゲているホストを探したほうが良さそうです。

ベニキヌヅツミも赤いのは普通で慣れてきちゃったけど、一応一枚。
ほかにもキヌヅツミさがしたいなあ。

帰り道、砂地ではコウイカが海底に擬態していました。

こいつも波左間で初めて見た~~~。
けっこう波左間で見てない生物って多いなあ。
まだまだ経験が足りん!

高根に戻ってくると、なんと海底が死体の山・・・・・・


死屍累々といった感じで、毒でも撒いたんじゃないかって光景。
実はコレ波左間ではよくやってるんですけど、漁協で廃棄されるクズ魚をもらって、ダイビングポイントに落とし、魚を呼び寄せているんです。
びっくりしたが、キンセンイシモチがイワシをつついていたこと。あいつら肉もいけるんだ。

オオモンカエルアンコウygはこないだから乗ってるムラサキカイメンに今日もついています。

とりあえず落ち着いてくれたようで良かった良かった。
でも腹ビレの先や背中が苔むしてきてるんですよね。
やばいなあ。

そして今回の目玉、イバラタツ~~~!

黄色くてなかなかいい色合いの個体です。
ああ、ずっと自分で見つけたい、波左間第一号になりたいと思っていたのに悔しい!!!
でも見れて良かったです。
あまりそっぽを向かずに俯く程度のヤツなので、写真も撮りやすいと思いますよ。

最後は神社の近くで前回惨敗したテヅルモヅルエビをようやく仕留められました!

モジャモジャ動く触手、ちょこちょこ動き回るエビ、被写界深度も画角も狭い高倍率マクロレンズと三重苦ですがやっと撮れた。
ようやく図鑑にアップできます。


11/01/28 ②波左間 マンボウランド

 ショップ 波左間海中公園/DI
 天候 はれ 気温:6.3℃ 風:北北西3.5m
 海況 水温:14.8℃ 透視度:15m
波:0.5m 流れ:なし うねり:なし
 時間 11:15~11:45 30分間
 水深 MAX:7.0m AVE:5.0m

社長、萩原さん、私とで逃げ回るマンボウにエサやってきました。
1匹はなにもしなくても寄ってくるのでエサ遣りには困らないそうなですが、もう1匹はまだ人馴れしていなくて、すごい勢いで逃げちゃうんです。
そこで、社長と私がマンボウを挟み撃ちにして逃げ場をなくしたところで、萩原さんがエサをやるというスタイルに。
めちゃくちゃ泳ぎ回ったけど、なんとか食べさせることができました。

漁礁にいたイロカルアンコウはいなくなってしまいました・・・・・・
そのかわり、岩についていたカジメが1週間で3倍くらいに成長してます。
マメダワラなんかは1mくらいしかなかったのに、3mを越えそうな勢いです。

今日水揚げされてマンボウランドに入れられたばかりのサカタザメもいます。

陸上で大きさをしっかり見てたせいで、水中のサイズがひどく大きく感じました。
ダイビング始めて10年、ここに来て水の拡大率を再認識。

大きなマトウダイも迷い込んできています。

こんな浅いところにまで上がってくるもんなんですね。
ただ、ああい生物は浅いところだとストロボ調整が難しくてうまく撮れないもんですね。


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