| Top | Gallery | DivingLog | Custom | Blog | Link |

2010

10/07/09 ①井田 ビーチ

 ショップ 井田ダイビングセンター/勝亦勇介
 天候 くもり 気温:25.7℃ 風:西南西2.6m
 海況 水温:20.0~26.0℃ 透視度:1~10m
波:0m 流れ:なし うねり:なし
 時間 09:59~10:49 50分間
 水深 MAX:27.9m AVE:16.1m

きれいな井田ブルーを期待していたんですが、くもり&濁りで浅場はひどいことに。

透明度は2m。
やばいね。

それでもENしてすぐにキイロハギyg発見。

とりあえずは証拠写真だけ撮って先に進みます~。

砂地に設置されたアオリイカの産卵床には、色んな魚がいついています。
まず一番目立つのがキンチャクダイ。

井田ではコンスタントに大きめの個体が観察できるようです。
アオサハギやヨソギも、大き目の個体がついているのですが、如何せんバックが汚いのであまり撮る気は起こりません。


他にはオキゴンベ、ミノカサゴなども。


みんながなにか見ている間、私は新兵器の塩ビームライフルでミノカサゴをテスト撮影してみました。


産卵床からはなれて、砂地に突き出たフトヤギにガラスハゼ。

まだこういう完全マクロでのスヌート撮影はできそうにないので普通に撮影。

私がガラスハゼを撮影している間、みんなはカレイと戯れていました。
カレイを見ているみんなの後ろに、なんやらニョロニョロしたものが。

あとで聞いたらヒモムシというんだそうです。
しばらく見てたら砂にひっこんでいったので、止めようとつかんだら切れちゃいました・・・・・・

ボトム付近で、「このあたりにカエルアンコウが!」とのことでみんなで捜索したんですが、結局見つからず。

早々に飽きた私はウツボでスヌート撮影。

これはうまくいかないな。

ふつうのエソよりきれいだな、と思って撮影したエソ。
帰って調べてみたら、ホシノエソというそうです。

アカエソやオキエソより色もきれいだし、心なしか顔もかわいい。

ゴロタの際まで戻ってきて、ソフトコーラルなんかを捜索。
オルトマンワラエビはそこらじゅうで見られますが、少し小さめの個体が多かったです。


ムチカラマツにはビシャモンエビ。

ムチカラマツエビよりかは男らしいエビ。
色もこの個体はきれいめでした。

ちょっとひとりだけはずれてアオウミウシ。

ちょうどアントクメの端にのっかっていたので、こいつはいいやとスヌート撮影したんですが、微妙。
ゆらゆら海藻がゆれるから、照射範囲の絞られる塩ビームライフルでは難しかったです。

みんなのところに合流し、誰も興味をしめさないであろうシロガヤの中にシロチョウウグイスガイ発見。

やっぱきれいやわ~。
でもここで塩ビームライフルを落としたことに気づきました。
取りに戻ろうかどうしようか悩んだせいでこんな失敗写真だけ。
しかも取りに戻れなかった。

ガンガゼの中にガンガゼカクレエビ。
こんなんどうやって撮るんだろう。
ただでさえ細っちょろいからピントが合わせづらい上に、ワシャワシャ動くガンガゼの針の中をスイスイと動き回るから手も足も出ません。

ゴロタの隙間にオオアカヒトデがいたので、エビでもついていないかとさがしていたら、手をついていた岩にムラサキミノウミウシがいたのを発見。

貝に生えるカイウミヒドラにつく二重共生野郎だけど、今回は直接岩に乗っかってました。
でもこれがすんごくいい場所で、これだけだ何十枚も撮ってしまったという。

私がウミウシに夢中になっている間に、みんなは赤いコケギンポ。

私も遅れて撮影に行きました。
塩ビームライフルを落としたのが残念。

その他には、常連のキンギョハナダイ、ソラスズメダイ、イトヒキベラ、タカノハダイ、キタマクラ、クロホシイシモチ、イサキ、イワシなどが見られています。


10/07/09 ②井田 ビーチ

 ショップ 井田ダイビングセンター/勝亦勇介
 天候 くもり 気温:25.5℃ 風:西南西2.3m
 海況 水温:19.9~26.0℃ 透視度:2~12m
波:0m 流れ:なし うねり:なし
 時間 12:06~12:53 47分間
 水深 MAX:26.3m AVE:15.1m

1本目は砂地方面へふったので、今度はゴロタ域を貝を捜索、ということで。
貝ならなおさら塩ビームライフル落としたのが残念。
まあ、ゴロタ方面なら一緒に捜索してしまおう。

-10mくらいのゴロタの中に、オキナワベニハゼ。
ちょっと奥まったところにいたので証拠写真ならず。
とてもきれいだし、伊豆で見られる数少ないベニハゼだから好きな種類なんですが、残念。

オレンジ色のエナガトサカにはテンロクケボリ。

丁度貝殻にポリプが被さってしまっていたので、証拠写真のみ。

次にトラフケボリを紹介されたんですが、私は同じヤギについていたクモヒトデの小さいヤツの方が気になってこいつばっかり撮ってました。


絶対「そっちじゃねぇよ!」って思われただろうな。

と、ここで中層にトビエイ出現!
ちょっと小型の個体でしたが、優雅に泳いでました。
証拠写真を、とズームいっぱいで撮影しようとしたら、下からエアがフレームイン。証拠写真ならず。

井田にはイトヒキベラがいっぱいいるんですが、初めて撮影にチャレンジしてみました。

でもやっぱ失敗。ちゃんとフラッシングは撮れたけど、ハレーションがひどい。やっぱ順光じゃダメだなあ。

キイロイボウミウシも。

ほんとこいつ絵にならない。

井田にはイシサンゴもところどころに着生しているんですが、その一つにアカイソハゼが乗っていました。

サンゴの色も微妙だし、イソハゼもあんまり赤くないなあ。
もっときれいならいいのに。

結局塩ビームライフルは見つからず。
と思ったら先にENしてたたけしさんが拾ってくれてました。
感謝!


10/07/09 ③井田 ビーチ

 ショップ 井田ダイビングセンター/勝亦勇介
 天候 くもり 気温:25.5℃ 風:西南西2.9m
 海況 水温:22.0~26.0℃ 透視度:5=15m
波:0m 流れ:なし うねり:なし
 時間 15:13~16:07 54分間
 水深 MAX:29.1m AVE:15.2m

3本目はマンツーになって。
波左間で潜ってると、3本潜るのが当たり前になってくるんですが、やっぱ他所だとそうではないみたい。

濁り・雨・夕方ということが重なって、海の中はめちゃくちゃ暗い。気分が滅入る~。

中層を移動して、砂地で黒いカエルアンコウまで一直線。

何枚か普通に撮った後、塩ビームライフルで撮影。
難しい。
砂も舞ってるからピンも合わせづらいし、THEカエルって動き回るんだよなあ。
でも大きさ的にもいい練習台でした。

ヒラタエイも2個体発見。

しっぽが丸いのがヒラタエイ。
とがってるのがアカエイだと思っとけば間違いないと思います。

スナモグリン系では久々に見たタイワンガザミ。

ぐわ~っと鋏脚を広げて威嚇する様はかっこいいですね。
ちょっと「オラに元気を分けてくれ!」って感じもするけど。

砂地からゴロタに戻ってくると、イサキの大群。

おお~すげーと思っていたら、グルグルと全方位から囲まれてしまいました。
これで透視度が高かったらよかったのに。

岩場ではツユダマガイ。

きれいな貝なんですけど、探せばけっこういっぱい見つかります。小さい上に、意外とよく動き回るので撮影が大変ですけど。

そしてマメダワラの中から、見たことないエビを見せてもらいました。

潜る前にマニアックなエビを見ましょう、と言われてたんですけど、これは撮れん。
海藻がモジャモジャしすぎてすぐ見失ってしまいます。
もしかしたら未記載種かもしれないらしいので、腕に覚えのある方はどうぞ。

最後に茶色いコケギンポで塩ビームライフル練習をして終了。



inserted by FC2 system