2010
10/08/20 ①井田 ビーチ
ショップ | 井田ダイビングセンター/勝亦勇介 |
天候 | はれ 気温:32.3℃ 風:南南東2.7m |
海況 | 水温:25.6℃ 透視度:10m 波:0m 流れ:なし うねり:なし |
時間 | 11:15~12:21 66分間 |
水深 | MAX:21.8m AVE:11.7m |
ち~こく~ ち~こく~
ねぼう~で~ち~こく~
寝坊してしまいました。
一瞬キャンセルしようかと思ったんですがニシキフウライウオ見たさで渋滞ど真ん中、出発。
最近土砂崩れがあったとかで、なるほど潜ってみると砂地がやわらかい赤土で覆われています。
ちょっと払っただけでモクモク状態。
ニシキフウライウオは井田ではいつもアオリイカの産卵床につくことが多いんだとか。
そんな木につくニシキなんて初めて聞きました。
ところがこれが大ハズレ。
もうその産卵床のどこにいるのか全然わからないし、探してる間に他のダイバーが煙幕立ててくれるしで途中で諦めました。
この産卵床、いろんな生物がいて、以前は砂地にいたカエルアンコウが今日はこっちまで来ていました。
やっぱなにか寄り添うものがあったほうが落ちつくんでしょうね。
それから、前回潜ったときにはいなかったはずのネンブツダイの幼魚がわんさか。
ミノカサゴやキンチャクダイなんかのいつものメンバーもいます。
オニカサゴの幼魚は初見。
ちゃんと撮りたかったんですが、すぐどっかに行ってしまって残念。
個人的に驚いたのがガラスハゼの多さ。
この時期大量発生するガラスハゼですが、こんな木にもついているとは思いませんでした。
他にもウイゴンベがいたんですが、こいつは枝の間にまぎれてしまって撮影ならず。
で、ゴロタと砂地の境目まで行って、クマドリカエルアンコウ幼魚。
クマドリの幼魚って、個人的には寒い時期の印象があったんで、ナゼこの時期に? という感じ。
クマドリを撮っていたら、上層からたくさんのイサキの群れが降りてきて、今回もまた囲まれてしまいました。
前回ゆうすけさんオススメ被写体だったナガレモエビspですが、季節が過ぎて海藻が枯れてきたので、すんごい撮りやすくなってます。
それでも私はこれぐらいが限界。
コウワンテグリの幼魚はまだ白くてかわいいサイズです。
でも実はニガテ被写体なんです。
うまく撮れたためしがない。
ワカヨウジは岩の上でなぜかプルプル震えていました。
何をしていたんだろう?
浅場ではいつものメンバー、ソラスズメダイ、イトヒキベラ、キンギョハナダイなんかが舞っています。
低層にはコケギンポやオハグロベラなんかも。
EX間際、水面に魚が2種いたんですが、なんなのかわからず。
しかも不鮮明で申し訳ありません。
10/08/20 ②井田 ビーチ
ショップ | 井田ダイビングセンター/勝亦勇介 |
天候 | はれ 気温:32.8℃ 風:東南東2.9m |
海況 | 水温:21.9℃ 透視度:3~10m 波:0m 流れ:なし うねり:なし |
時間 | 13:41~14:51 70分間 |
水深 | MAX:26.3m AVE:11.3m |
井田DSの研修生、カマくんとイヨちゃんの2名も一緒にもぐりました。
奥ENということで、人が入ってないからニゴリも少ないだろう、とふんでいたら大間違い、ひどいニゴリで透視度2m。
なんも見えません・・・
浅場ではいきなりキンギョハナダイの雄同士のケンカが見れました。
はげしくぶつかりあっていたのが見ていて興味深かったです。
岩の陰にイタチウオのしっぽ。
全身は見えなかったので、岩の反対側へ回ってみたら、バラハタに会えました。
こいつもきっとうまいんだろうなあ。
クロフチスズキベラの幼魚は、
多分そういうふうにして身を守ってるんだろうけど、泳ぐというより流される感じで、しかも頭を丸め込んじゃうから写真写りが非常に悪い。
マツバスズメダイの幼魚がトサカについてたんで、
明るい写真を撮りたかったんですが、浮遊物のせいで光が全然届かないし(ストロボの光量をいつもの倍くらいにしてます)、ニゴニゴで浮遊物がバッチリ写りこんでしまう。
ガヤの表面についていたセスジミノウミウシ。
はぐってないと写らないし、浮遊物もひどいので諦めました。
アオサハギのほうは、逆に浮遊物をうまく使ってソフトフォーカスっぽい感じに仕上げてます。
まじで、これ狙ってそうしんだから。
海藻の上にツユダマガイ。
ほんまちっこい。でも眼まで撮れてよかったです。
伊豆で見るクマノミは、柏島で見る個体より、色がくすんでいるように感じます。
やっぱまわりの風景もくすんだ感じだからなのかな?
これ、最初は違う種類のスズメダイかと思ったんですが、どうやらソラスズメダイの婚姻色のようです。
はっきり言って普段の方がきれいですね。
コケギンポはまあ、とりあえずという感じ。
このタイプの色だともはや燃えない。
やっぱ赤とか黄色とかのじゃないと。
キンギョハナダイは、暇だったのでずっと観察していたのですが、
数十匹が、2~3個の穴の中に入っては出て来て、をローテーションのように繰り返してました。
それも決まった順番があるようで、私が陣取っていた場所を中心に、反時計回りにグルグル出入りしてました。
シマキンチャクフグの幼魚。
キタマクラと似たようなもんですが、なんかかわいさを感じてしまいます。
浅場で転石をはぐっていたら見つけたスベスベマンジュウガニ。
けっこう普通に見られるものなんですね。
転石帯のわずかな砂地にいたセレベスゴチ。
こういう平たい魚もすごく苦手。
最後は桟橋のほうまで行って、ニジギンポを見せてもらいました。
ツブツブの黄色いのは卵。
いいもん最後に見れました~。