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2009

09/10/16 ①安良里 黄金崎ビーチ

 ショップ TATSUMI/高木剛彦
 天候 はれ 気温:17.8℃ 風:東0.9m
 海況 水温:21.9℃ 透視度:7m
波:0m 流れ:なし うねり:なし
 時間 08:39~09:36 57分間
 水深 MAX:18.4m AVE:12.8m

ちょっと透視度が悪いですが、マンツーマンなので問題なし。
まずは常連のトラフケボリ。

一度見つけると、あとは特に探さなくてもいくらでも見つけられるようになっちゃいます。

ゴロタの上を移動中、シラスの群れを追って数匹のイナダ。
体長は30cm未満でちょっと小柄です。

まあこんなもんかな、と思っていたら、濁りの向こう側から70cmほどのカンパチが現れました。
うひょー。

ゴロタのエリアエンド付近で、黒いイロカエルアンコウ。

10cm弱ほどの個体で、張り出した岩の突起に隠れているので、しばらくいついてくれそうな感じです。
黒い被写体は苦手なんですが、今回はけっこううまいこと撮れました。

貝類もよく見られ、こちらも常連のアヤメケボリ。紫色のヤギを探すとよく見かけます。


それからこれは初見になるタカラコゴメガイ。

大きさは3mmほどで極小サイズ。
黄色と白がきれいなかわいい貝です。

砂地に降りてネジリンボウ。

大きめの個体で、非常に大胆。
カメラを構える横で、近づいてきたダテハゼをものすごい剣幕で追い返していました。
小さいサイズのネジリンボウもいましたが、こちらはマダイに引っ込められてしまいました。


砂地でたまに見かけるワニゴチ。

動かないのであんまり面白くない・・・

砂地ではほかにウチワザメが見られました。
砂に潜んでいるエイの仲間で、潜ってる様子はこんな感じ。

たけさんが砂を払うとすぐ逃げるから、カメラを構えておいて、とスレートで教えてくれたので、ピントを合わせて・・・ほんとに一瞬で逃げていきました。


ゴロタと砂地の境目では、アオサハギの幼魚がちらほらでてきています。

ただ、黄金崎のコーラルはみんなどぎつい色なので、バックとしては減点対象。

ゴロタに戻ると、オキナワベニハゼがいました。

安良里で見られるのは結構珍しいです。
こいつもかなり大胆で、まったく引っ込まずに捕食を繰り返していました。

そのほかでは、キンギョハナダイyg、スズメダイyg、インドヒメジなどが見られています。


09/10/16 ②安良里 黄金崎ビーチ

 ショップ TATSUMI/高木剛彦
 天候 はれ 気温:20.2℃ 風:南西0.7m
 海況 水温:21.6℃ 透視度:7m
波:0m 流れ:なし うねり:なし
 時間 10:51~11:52 61分間
 水深 MAX:16.8m AVE:11.3m

2本目は擬態上手なやつらが目白押しです。
ガイドロープからケーソンにかけて、ハナタツがくっついてるらしいので、捜索しに行きます。
まだまだ台風の直後なので、海の中が落ち着かず、生き物も心なしかそわそわしているみたいです。

安良里と言えばスカシカシパン。

初めて写真にとって見ました。

ガイドロープのごちゃごちゃしたところにコノハガニ。

我ながらよく見つけたなー。
さあ、どこにいるかわかるでしょうか?

こっちのカニはコワタクズガニ。

たけさんが見つけてくれたんですが、これ海中で動いてるのを見ないとカニとはわからないですね。

ガイドロープには、アミメハギがよくくっついていました。

いつもならロープをくぐって反対側へ隠れちゃうのに、今日は心なしか撮影しやすかった気がします。

砂地に点在しているゴミたまりには、海藻や腐ったトサカなどが溜まっていて、オハグロベラなんかの幼魚がわさわさ群がっていました。

一つ目のケーソンにいくと、ハナハゼの幼魚。

ハナハゼの幼魚って砂地ですぐに逃げ込んじゃうイメージが強かったので、今回のように岩を背にしているのは意外。

コケギンポはどこかから飛ばされてきたのか、所在なさげでした。


ケーソンの反対側で見つけたハオコゼは、撮影していたら千切れたウミシダの下に潜り込んでいきました。

でもウミシダは迷惑そうに逃げ出していました。

コロダイの幼魚もちらほら見かけます。

なんとなく好きじゃないんですよね。
あんまり食指が動かない。

そばにはダイナンウミヘビ。

いつ見ても変な顔です。

一番西のケーソンで、ようやくハナタツ発見。

すわ~っと泳ぐ個体を追いかけていたら、もう1匹のもとに。
2匹いたんですね~。
背景が暗くなっちゃうのが残念。
もうちょっときれいなコーラルがあればいいんですが。

ケーソンの周りにはスカシテンジクダイが群れていてとてもきれいです。


帰り際ゴロタでクロユリハゼが見られました。


09/10/16 ③安良里 黄金崎ビーチ

 ショップ TATSUMI/高木剛彦
 天候 はれ 気温:22.7℃ 風:西4.0m
 海況 水温:21.9℃ 透視度:7m
波:0m 流れ:なし うねり:なし
 時間 13:53~15:03 70分間
 水深 MAX:17.6m AVE:11.8m

最後は特に目標はなく、ケーソンを辿りながら生物探索です。
とりあえず西端のケーソンまでハナタツを見に行くと、1匹がどこかに行っていなくなっていました。
もう1匹は足元のゴミたまりにいましたが、あの中から探し出すのは骨が折れるなあ。

ケーソンにはスカシテンジクダイ、ムレハタタテダイygなどが群れています。


砂地でトビエイ発見。
この季節でもまだまだ現れるんですね。
その他にはヒラメ、サビハゼ、サンカクハゼなどが見られています。

他のケーソンではホソテンロクケボリ。

4年ぶりぐらいの再会です~。
波左間では宿主となるキバナトサカ自体があまりないので観察できないんですが、黄金崎では10m以浅に生えているので、探してみると高確率でくっついています。

コケギンポはよく見たら背鰭に青い斑点があって、これがとてもきれい。
初めて知りました。

というか普段は穴に潜って顔しか見れないからな~。

小さめのトゲトサカにはよくわからんカニがくっついてました。
なんじゃろ~。


最後に砂地でカスザメに遭遇。

ここ数年よくカスザメに出会います。
でも平べったい魚ってすごく撮りづらいんですよね。



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