| Top | Gallery | 萩原慎二vingLog | Custom | Blog | Link |

2009

09/07/05 ①波左間 高根

 ショップ 波左間海中公園/萩原慎二
 天候 くもり 気温:25.7℃ 風:南南西6.4m
 海況 水温:17.6℃ 透視度:10m
波:0.5m 流れ:弱 うねり:なし
 時間 09:46~10:32 46分間
 水深 MAX:22.6m AVE:16.7m

今回は新しいBCのテストも兼ねてのダイビングです。
以前ウェット用に買ったものですが、今まで使っていたのよりワンサイズ小さいXSです。
いやあ、チビですいません。
使ってみたところ潜水中には問題ないですね。
ただ、洗った後の排水がなかなか水が全部抜けないのが気になったくらいです。

さて、生物の方はまずハオコゼ。

伊豆半島ではあまり見かけない気がするのは私の気のせい?
ジミ~なさかなですけども、このツンツンとがった背鰭がナイスなやつらです。
それから今回一番の大ヒットだったのが、ウツボちゃんたちです。
まずはこちらのウツボペア。
なんかね、いいですよ。
普段は見向きもされないですけど、こういう瞬間には惹かれますね。


それからこちらのウツボちゃん幼魚。

なんとザラカイメンの中にひっこんでいる。
なにこれすごいかわいい!
思わずガイドの萩原さんを猛烈に呼んでしまいました。
誰も喜びそうもないのにw

ベニカエルアンコウは5cmくらいと非常にとりやすいサイズな上に、場所もとっても撮りやすい。

横・斜め・正面となんでもござれでアイドルになれるでしょうね。

ベニカエルのいる根の丁度反対側に、ヨコシマエビ。

よくこんな場所にいるのがわかるなあ、と非常に関心。
ヨコシマエビというとものすごく動き回るイメージですが、こいつはほとんど動かずに撮影することができました。

スナイソギンチャクの根元にはアケウスのペア。

見れば見るほどカイメンそっくりですが、良く見たらフジツボまでくっつけていました。

波左間では常連のコクチフサカサゴ。

フサカサゴで似てますが、生息水深がこちらの方が浅いそうです。
図鑑を見たらもっと赤くてきれいな個体が載ってたので、いずれそんな彼らに会うのが楽しみです。

スナイソギンチャクにハクセンアカホシカクレエビ。

しかし・・・画像を見ていただくとわかるんですが、泳ぎまくっちゃってなかなかピントが合わせられません。
最後には全然イソギンチャクと関係ないところまで飛んで行っちゃいました。

エビちゃんでは他にこのオドリカクレエビ。

どの辺が踊ってるんだ・・・としばし考えていたら、あれです、ロシアのコサックダンス。
あんな感じですね。ザンギエフ。

ウミウシ関係も今回は豊富です。
まずはこのフジイロウミウシ。

藤色がとってもきれいなウミウシなんですが、水中だと色が薄めなアオウミウシにしか見えない。
実際こいつの前を通ったとき、私はアオだと思ってスルーしてしまいました。
帰り道に萩原さんが改めて発見し、教えてくれなかったら写真に撮らなかったでしょうね。

普通種ミアミラウミウシ。

いつ見ても見事な色は惚れ惚れします。
これで3cmくらいだったらもっときれいなのになあ。

わりかしレアなダイオウタテジマウミウシ。

確かにねーレアなんだけどねー、ぜんぜんきれいじゃないんだもん。
まったくそそられません。

浮上間際、ブイ下のテーブル?の辺りでサガミリュウグウウミウシ。

伊豆半島でもあまり見かける機械がないですが、なんとひとつの根に2個体がついていました。

そしてもっとレアなのがこのヒメマダラウミウシ。

ウミウシガイドブックには3個体しか確認したことがないとありました。
EX後に大いに沸いたウミウシです。

水温はかなり低めでしたが、熱い1本でした。


09/07/05 ②波左間 ドリーム~ニューパラダイス

 ショップ 波左間海中公園/萩原慎二
 天候 くもり 気温:25.7℃ 風:南南西6.4m
 海況 水温:17.6℃ 透視度:10m
波:0.5m 流れ:なし うねり:なし
 時間 11:41~12:16 35分間
 水深 MAX:23.9m AVE:17.8m

2本目はドリーム→ニューパラ→ドリームで潜っていきます。
ドリームの海底ではホソジマオトメウミウシ。

おそらく1ヶ月前と同じ個体かと思われます。
西伊豆では普通種らしいですが、東伊豆以北では途端に稀種になるウミウシです。

砂泥底ではツキヒガイ。

パクパクしながら泳ぐことで有名な貝ですが、今回は全然泳いでくれませんでした。
表は赤、裏は白と面白い貝です。
ここらの海底は砂泥底なのでクサハゼの仲間が大量にいます。
今回は移動範囲が広いので撮影はなし。

ニューパラにつくとゲンロクダイとタカノハダイが並んでクリーニングを受けていました。

ゲンロクダイは普通200mまでの深海が生息域らしいですが、水が濁る水域だと浅海まであがってくるそうです。

ニューパラ常連の白いベニカエルアンコウ

相変わらず美人さん。
眼がメタリックできれいなんですよ。

サンゴイソギンチャクにはアカホシカクレエビ。

サンゴイソギンチャクは茶色いのであんまりきれいにならないですね。

ムチカラマツについたアワシマオトメウミウシ

オトメウミウシにしては珍しくきれいな種類です。
ほかのオトメ系はみんななんというか、グロい。グロいんですよ。
このビラビラと操縦桿みたいな触角のせいでしょうね。

ドリームに戻ってきてオニカサゴ。

外見はボロボロでもお口の中は真っ白です。


inserted by FC2 system