2009
09/12/30 ①井田 ビーチ
ショップ | 井田ダイビングセンター/勝亦勇介 |
天候 | はれ 気温:7.1℃ 風:南東1.2m |
海況 | 水温:16.8℃ 透視度:15m 波:0.5m 流れ:なし うねり:なし |
時間 | 09:40~10:32 52分間 |
水深 | MAX:28.1m AVE:15.6m |
伊豆サファリ2日目は井田で潜ることにいたしました。
どうやら深場にクダゴンベがいるらしく、そいつとイバラタツを見に行きます。
奥側からEN。
浅場のゴロタでまったりしていると、小さめのアカエイが泳いできました。
体幅20cmくらいでしょうか。なかなかかわいかったです。
浅場には相変わらずキバナトサカが多く、中をのぞくとテンロクケボリもよく見られます。
ゴロタと砂地の境まで降りると、ムチカラマツがたくさん生えています。
井田って感じですね~。
まずはウミウチワでクダゴンベ撮影。
久々に他のゲストと潜ったので、ライトを当てたり順番を譲ったりとしたのは久しぶりでした。
クダゴンベは3cmくらいでかわいらしく、あまり動かない個体なので撮影は簡単です。
すぐ近くでキイロイボウミウシ。
撮り方が未だにわからないウミウシです。
でも今回は右に写ってるイチモンジハゼをどうにかうまく・・・とか考えたんですがダメでした。
岩の上にポツンとハナオトメウミウシが乗っていました。
なんとなくあんまり好きじゃないウミウシ。
浅場ではイチモンジハゼが大量発生していますが、深場の方ではアカスジウミタケハゼがたくさんいます。
同種を伊豆半島で見たのは初めてかも。
サンゴイソギンチャクにはアカホシカクレエビ。
宿主のサンゴイソギンチャクはあんまりきれいじゃないので証拠写真だけにしておきました。
オオモンカエルアンコウはオレンジ色のカイメンに擬態していてとてもきれい。
波左間のオオモンとは大違いですね。
近くの岩の隙間にはチュウコシオリエビ。
そういえば前に見たときも年末年始でした。
なんか懐かしいなあ。
前回着たときと同じイソバナにツリフネキヌヅツミ2個体。
今回はちょっと撮りづらいアングルでした。
オルトマンワラエビはいたるところで見られます。
ただ宿主をうまく生かした撮影がちょっと難しい。
やっぱり課題はそこですね。
ゆうすけさんイチオシのオオナガレハナカンザシ。
こういうのの撮影って苦手なんです。
色々試しても思うように撮れないので、最近敬遠している被写体です。
ヒメギンポは井田でもたくさん出ていて、中には写真のように婚姻色なっているオスもいます。
中層にはタカベ、クロホシイシモチ、キンギョハナダイなど。
浅場にはヒメユリハゼもたくさんいます。
腹ビレと背鰭の赤のラインがとてもきれいなんですが、まったく撮影できません。近づけば近づくだけはなれていっちゃって、ある距離から全然近づけないんです。
どなたか撮影方を伝授してください。
最後はオビアナハゼと遊んで1本目終了~。
09/12/30 ②井田 ビーチ
ショップ | 井田ダイビングセンター/勝亦勇介 |
天候 | はれ 気温:10.8℃ 風:西南西1.7m |
海況 | 水温:16.8℃ 透視度:15m 波:0.5m 流れ:なし うねり:なし |
時間 | 11:51~12:43 52分間 |
水深 | MAX:27.0m AVE:14.1m |
2本目は手前ENでハナタツ・カミソリウオメインでのダイビング。
ゴロタのかけあがりの際あたりで、ツユダマガイを発見。
おお、最近私の目も肥えてきたもんだ、なんて思ったら、周囲にウジャウジャくっついてました。
なんかすっごいがっかりしてしまいまいた。
クリーム色のカイメンには同色のベニカエルアンコウ。
実はこれを撮影する前、カメラをいずってたらアクビしてました。でも間に合わず・・・
そういえば、井田ってカイメンの色が色彩に飛んでいる気がします。こういうとこだと、普通種の撮影にも気合が入るってもんです。
ちょっと枯れかけたイソバナにはスミゾメミノウミウシ。
でもそれにしてはなんか貧相な気がします。
ケーソンでは色々見れて、エダムチヤギに群がるコスジイシモチ、
ジュズエダカリナのオキゴンベ、
ザラカイメンの中にクシノハカクレエビ。
ムチカラマツにはガラスハゼがけっこうついています。
今回はあまり納得できる色が出せなかったのが残念です。
いよいよやってきたカミソリウオ。
2匹並んでなかなかいいですよ。
ただ、だんだんはなれていってしまうんですよね。
トサカ・ペア・青抜きとちゃんとそろえてバッチリ撮れなかったのが残念。
セボシサンカクハゼという南方系のハゼ。
普通のサンカクハゼとどこらへんが違うのかよくわからないし、ストロボを当てると砂と同化しちゃって難しい被写体です。
貝類ではベニキヌヅツミ、ツリフネキヌヅツミ。
寒くなってきてこいつらも数が減ってきたような気がします。
そしてオレンジ色のハナタツ。
今日は岩の奥のほうに引っ込んでしまっていて、アングル・構図が限られる上に、ライティングもかなり難しかったです。
ちなみにこの岩の隙間、向こう側からもう一人撮影しています。
最後の方で、よくわからないカニ発見。
ぜんぜんなんなのかわかりません。
ていうか写真だとゴミにしか見えないじゃないか。
09/12/30 ③井田 ビーチ
ショップ | 井田ダイビングセンター/勝亦勇介 |
天候 | はれ 気温:12.1℃ 風:西南西6.0m |
海況 | 水温:16.7℃ 透視度:12m 波:1m 流れ:なし うねり:なし |
時間 | 14:51~15:39 48分間 |
水深 | MAX:28.7m AVE:16.1m |
3本目はもっぱつクダゴンベ。
ところが西風がびゅんびゅん吹き始めて波が強くなってきました。
ただ、別にEN/EXが大変ってほどじゃないです。
ブリーフィングで、一箇所の岩に張り付いて、なるべく動かないようにしていろんな撮影方法を考えましょう! という指令が降りました。
う~ん、これが難しいんだなあ。
インスピレーションが沸くときは沸くんだけど、もともとセンスないしね。
中層には数百匹という規模のタカベの群れ!
すごくきれいです! 写真ちゃんと撮れてないけど。
クダゴンベのウミウチワまで一気に降りていき、じっくり撮影。
今度はスローシャッターも交えて色々に撮ってみました。
別の写真はギャラリー更新をお楽しみに!
すぐ近くにミノカサゴの若魚発見!
だいたい7~8cmくらいでちょっと大きいですが、それにしたってきれいです。
色々な撮影をさせていただきました。
ただ、ぜひトサカやなんかのきれいなバックが欲しかったのですが、周辺にそういったものがなくて残念。
ヤマドリ。
実はあんまりすきじゃないです。なんというか、なんか撮りづらいんですよね、苦手種目です。
1本目で見かけたハナオトメウミウシ、丸くなっていました。
この種はよくヤギなんかにくっついて丸まっていますが、わざわざこんな丈の短いやつに丸まらなくてもいいのに。
大きなザラカイメンのあつところに、3匹のアミメハギ。
こりゃあ撮るしかアンメエ、と結構たくさん撮影しました。
これで後のトサカが元気だったら良かったのになあ。
エナガトサカには、シロオビコダマウサギ(多分)。
初めて見るウミウサギで、とってもきれいな貝でした。
さあ、どれがポリプでどれが貝でしょう。
珍しくサンゴイソギンチャクについていたイソギンチャクモエビ。
シチュエーション的にはいいんだけど、サンゴイソギンチャクが茶色くなっちゃうのが個人的にあんまり好きじゃないんです。
でもピンク色の先端はきれいですよね。
最後は波もだいぶ強くなってましたが、問題なし!
もう一日泊まろうかとも思っていたんですが、明日はクローズしそうということでこれで2009年潜り納め!
また来年もよろしくお願いいたします。