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2010

10/12/19 ①波左間 波左間島~高根

 ショップ 波左間海中公園/社長
 天候 くもり 気温:7.6℃ 風:北北東2.9m
 海況 水温:17.8℃ 透視度:15m
波:1m 流れ:中 うねり:なし
 時間 09:32~10:29 57分間
 水深 MAX:18.7m AVE:10.0m

1本目は社長のお供で波左間で急速成長中! のサンゴの写真を撮ってきました。
港を出た後、ポイントへ行くときいつも素通りする岩、波左間島でEN。
入ってみてびっくり、海底の少し隆起した部分がほとんど緑色のコモンサンゴに覆われています。


ここは八丈島か~~~! 行ったことないけど。

その中で、撮って欲しいといわれたのがテーブルサンゴのエンタクミドリイシ。

何箇所かに最大直径15cmほどに成長したサンゴが確認できました。
中には、群体のほとんどが死んでしまいながらも、残された部分が再生しつつあるものも見受けられました。
おそらく今夏の高水温のおかげで、ここまで回復できたのでしょう。

波左間では見られないと思っていたイバラカンザシも。

浅いところにはちゃんといるんですね。

日本固有種のニホンアワサンゴもありました。

ポリプが長く伸びているかわったサンゴです。

途中、巨大アワビやスミゾメミノウミウシも発見。



浅根方面へ泳いでいくと、砂地へ切り替わるあたりからネンブツダイやウミタナゴの大群が泳いでいました。


岩礁の上にはツノダシの群れ。まさか波左間で群れのツノダシが見れるとは!


岩礁を降りて砂地を突っ切っていくと、今度はものすごいウミエラの大群。

前に群落は見たことあるけど、これほどまでに見事な群落は初めて。
見渡す限りウミエラです。
ワイドレンズが欲しかった~。
まあ、コレがこんだけ出てるってことは流れが出ているわけで、約200mほど流れに逆らってブンシャカ泳がせていただきました。

高根の漁礁に着き、蛍光色に光るオオトゲトサカを確認。

去年くらいから発見されていたやつですが、私は初めて見ました。
見た目はオオトゲトサカまんまなんですが、新種かもしれません。

漁礁ではレンテンヤッコは今日も元気。

どうやら夏は高根、冬は漁礁を定宿にしているみたいです。

ここでもネンブツダイやウミタナゴの群れがごっちゃりしてきてます。

ウミタナゴなんてついこないだまで見てなかったのに、急に湧いて出るなんて海の中は不思議です。

神社の方へ戻ってきて、クマドリカエルアンコウ確認。

オレンジのホソヤギに移動していたんですが、なんと体色が黄色がかってきている!
すごいもんだなー! でもストロボ当てると真っ白になっちゃうんですよねー。
水中だと淡い色でものすごくきれいですよ。

ツユベラの幼魚も見つかりました。

めっちゃ泳ぐ泳ぐ。
多分ベラ幼魚の中でトップクラスの泳者じゃないでしょうか。

砂地のスナイソギンチャクではイソギンチャクエビ。
このエビはまた透明だからすごくニガテなんです。

そしてDIまたまたやったりました!
イロカエルアンコウはっけーん!!!

朝、萩原さんと次はイロ見つけないといけないっすね、なんて話していたら、本当に見つけてしまいました。
これでオオモン、ベニ、イロと見つけてきたから、次はエナガあたりかな~。


10/12/19 ②波左間 高根

 ショップ 波左間海中公園/DI
 天候 くもり 気温:9.8℃ 風:北1.4m
 海況 水温:17.7℃ 透視度:15m
波:1m 流れ:なし うねり:なし
 時間 12:40~13:29 49分間
 水深 MAX:22.2m AVE:16.3m

まずはクマドリとイロを探しにかっとばしてみると、い・・・・・・いない!
両方いなくなっている~~~!
必死こいて探したら、イロカエルアンコウは見つけられました。

オオパンカイメンから移動して、海藻みたいなものにくるまっていました。

クマドリはホソヤギからカジメの布団に変わってます。

ああ、これでまた黄色くなくなっちゃうのか。残念。

近くのウミトサカでかわいいオキゴンベの幼魚を発見!

めっちゃいいシチュエーションで、何枚も撮ってしまいました。

で、足元から視線をビシバシと感じるもんだからふと見てみると、なんと頼子が物欲しそうな顔でこちらを見ている。
もう50cmくらいまで寄って来てます。
こないだからそうなんですけど、ここ数ヶ月毎週潜ってたからか、顔を覚えられてなつかれてしまったようです。
そうなると俄然かわいく見えてくるなー。

ま、それは置いといて久しぶりにお花畑方面へ。
あてどなくウロウロしていたら、オレンジ色のベニキヌヅツミを見つけました。

先日白いベニキヌを見つけて喜んでいたのに、これまら初見のオレンジ個体を見つけられるなんてラッキー!
しかもすげーいっぱいくっついてるし。
惜しむらくは眼が出てなかったこと。トサカにつくケボリ系に比べ、キヌヅツミ系はなかなか眼を出してくれないんです。

エダムチヤギにはガラスハゼがいっぱい!

大振りな個体がいつもくっついてます。
今度ポリプがしっかり開いてる写真も撮りにこよう。

お花畑では他にアヤメケボリや普通のベニキヌヅツミ。

どうやらベニキヌは20m以深でしか観察できないようです。

縮んでしまったキバナトサカにはマルタマオウギガニ。

最後ニシキフウライウオも確認されました。

いやー、今日も2本だけだけど濃い日だった!



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